人生会議ってなに?

「人生会議」ということばを耳にされたことはありますか?

厚生労働省が、人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組み、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」についての愛称を「人生会議」に決定したものです。

ところでみなさんは、「もしものこと」を考えたことがありますか?
人生会議のサイトには「心の余裕のある時に、じっくりと考える時間を持ち、
そして、あなたの考えを大切な人に伝えてみませんか?」と記されています。

人生100年時代になり、人口の中にしめる高齢者の割合がますます増加する中、健康な時期を過ぎた後、悲しいかな徐々に心身が衰えていく人、逆に脳梗塞などを発症し突然自分の意思を誰にも伝えることができなくなる人も現実に多く存在しています。

どこかで「自分はそうならない」などと、自分ごとには捉えられないのが人間というものなのかもしれません。しかし、ご本人の延命治療を希望しているのか?希望していないのか?などは、家族で元気なうちに話し合わないと、いざその事態が目の前でおきてしまったときに、笑いながら話し合うことは無理ですよね。これはご本人が年齢を重ねれば重ねるほど、話題としては難しい?いや無理な話題となってしまいます。

経験した方にはわかることなのですが、病院で延命について選択を迫られることがあります。介護施設の入所契約の際にも契約書に延命に関して選択する決断をする場面があるのです。

筆者が思う一番難しいことは、この決断した延命や治療方法に対して、ご家族間、兄弟姉妹間で「後々揉める事になってしまう」ということです。
決断するときに、家族全員が話し合うために揃う時間があると思いますか?ほとんどのケースでその場に家族全員が揃うことは難しいと思います。

そして家族間で何がおきるのか?決断した内容に関して、決断者に後で文句を言う人・・・文句を言われた決断した人の心は穏やかではいられないのです。言った方は、ただその時だけ口から出た言葉でも、言われた方はずっと心に残り消えません。だからこそ、ご両親が元気なうちに笑顔で話せるうちに、将来について話し合って欲しいのです。

一般的な例ですが・・・

この記事をよんでいただいた方の一人でも多くの方が、人生会議について頭の片隅におき、機会をつくり、家族で笑顔があるうちに話し合う機会をもっていただければ幸いです。

「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」「人生会議」

あなたの困り事の相談を心寄り添いながら聴いていただける専門家を一緒に探しませんか?

 

 

個別相談のご案内

当事務所では気軽な「個別相談」を完全予約制で実施しています。

個別相談のご案内はこちらからご確認ください

お問い合わせは下記からお願いします。

トータルライフTOPへ戻る

 

投稿者プロフィール

トータルライフFP事務所
トータルライフFP事務所
約30年以上にわたる保険業界での豊富な経験と知識を有しています。
一社専属の保険代理店としてスタートし、その後は多数の保険会社を取り扱うようになりました。
私の信念は、お客様が本当に良いと感じる選択肢を提供することであり、それが私が保険会社の商品を押しつけたくない理由でもあります。
私に聞けば、「相談すれば何らかの答えを出してくれるから、電話してみよう」と思っていただけるような存在であり続けることが私の目指すところです。

注:生命保険・損害保険に関しての具体的な説明・募集業務は(株)あんしん・サポート東海営業所として行っています。

*弊社は(株)日本財託と業務提携をしています。
直接お問い合わせになる場合は「トータルライフFP事務所」の紹介とお伝えいただけるとスムーズな流れとなります。
-----------------------------------------------------
■現職
・有限会社トータルライフ 代表取締役
・トータルレンタリース 代表者
・株式会社あんしん・サポート 取締役 兼 東海営業所長 兼 FC本部 本部管理者

■資格
・日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー AFP
・2級ファィナンシャル・プランニング技能士
・二等無人航空機操縦士 包括申請取得済 全国
 (ドローンパイロット)